意外と知られていない楽曲提供アイドル
前編では、プデュシリーズ関連に携わった作曲家兼K-POPアイドルが作曲した楽曲を紹介しました。
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今回は、「え、この曲も〇〇が作曲しての!?」と思うようなちょっと意外なK-POPアイドル兼作曲家と、彼らが手掛けてきた他の歌手の楽曲をご紹介します!
1. RAVI(VIXX)
最近は「GROOVL1N」というHIPHOPレーベルを立ち上げて、レーベルの代表としてもソロとしても活躍していますよね。
VIXXのほぼ全曲を作詞作曲していたので、いつの間に著作権登録曲がG-DRAGONに継いでアイドルとして2位に。
すごいですよね、勢いが。
ラビといえば、VIXXのカラーやHIPHOPを考えると結構ダークな曲が多いイメージなんですけど、なんと、ガールズグループの曲も作ってました!
★「미워지려 해」gugudan
とっても可愛らしい曲ですよね。ラビが作ったとは思えない笑
★「말해(言って)」ELRIS
★「Recipe ~ for Simon」公園少女
など、意外にも新人アイドルの楽曲制作をしていました。
2. チョンイルン(BTOB)
イルンはラッパーとして他の歌手のフィーチャリングすることが多く、作詞のイメージが強いですが、作曲もたくさんしています。
★「Beautiful」PENTAGON
後輩のペンタゴンのアルバム収録曲で、しっとりしたバラード曲です。
★「HUSH」マイ美(MIXNINE)
MIXNINEをリアルタイムで見てたんですけど、イルンが作詞作曲に参加してたの全然気づかなかったです笑
個人的に、イスミンちゃんが参加した曲全部好きだったので、MIXNINEではこの曲とオモナっていう曲が特に好きでした。
★「할많하않(話したいことはたくさんあるけど言わないでおく)」ユクソンジェ
ソンジェの入隊前に発表したアルバムの収録曲です。
BTOBがバラード系の曲が多いからか、歌唱力を発揮できるような楽曲が多いですね。
BTOBの曲のほとんどはヒョンシクとイルンが作曲作詞をしていますが、ヒョンシクはウギョルに出演していたジョイとソンジェのカップルソング「쀼」以外は、他グループの曲はあまり作っていないようでした。
3. ヘンリー
ヘンリーはもうアイドルではなく、アーティストとして活躍していますよね。
SJ-Mで活動していた時から、音楽の天才として言われていましたが、どんどんメディアに出るようになってからはファンだけでなく、お茶の間からも音楽の天才として認識されるようになりました。
★「Andante」Super Junior
★「진심(All My Heart)」Super Junior
スジュの曲はこの2つだけ作曲に参加しています。実は両方とも、ヘンリーとイトゥクの共同作曲です。
★「前夜(The Eve)」EXO
Ko Ko Bopが活動曲だったアルバムの収録曲で、このアルバムの収録曲の中では1番音源チャートが高い順位で、人気だった楽曲です。
★「Lemonade Love」パクジェジョン,マーク(NCT)
この曲は、スノーボールプロジェクトという番組をきっかけに作られた曲です。番組に出演するパクジェジョンがマークの大ファンで、同じく出演者のヘンリーとユンジョンシン他が共同作曲しました。
ヘンリーの作る曲は、カフェで流れてそうなオシャレな曲が多いですよね。SMに所属していた時は、SM所属歌手への楽曲提供がありましたが、独り立ちしてからは、あまり楽曲提供はしていないようですね。
個人的に、ヘンリーの作る曲好きなのでたくさん聴きたい。
4. ジョンヒョン(SHINee)
ジョンヒョンは、Zion.TやIUなど様々な有名アーティストとコラボをするなど、歌声だけでなく、作曲作詞能力も優れていると有名歌手から称賛されるほど、本当に才能のあるアーティストでしたね。
★「우울시계(憂鬱時計)Feat. ジョンヒョン」IU
元々は自分が歌う用に作った曲だったが、IUと音楽について話をしていたときに、IUからこの曲欲しいと言われて、提供した楽曲だそうです。
デビュー期もかぶっていたし、活動時期や番組がよくかぶっていたからこの2人は仲良くて、いつかコラボして欲しいと思った矢先だったので、嬉しかった記憶があります。
★「Red Candle」ソンダムビ
この曲は知らなかったんですけど、作曲作詞にジョンヒョンも参加しています。
幻想的でちょっとセクシーさのあるバラードです。
★「PLAY BOY」EXO
この曲は、シックさとセクシーさがあって、でもダークさがあるような魅力のある楽曲です。個人的にこの曲の入りのサウンドがめっちゃ好きです笑
★「벌써(Already)」テミン
世界的なプロデューサーテディーライリーと共同で作曲し、単独作詞したバラード曲です。
★「한숨(BREATHE)」イハイ
この曲を初めて聴いた時、自然と涙が出ました。ハイちゃん自身もこの曲を歌って、すごく慰められたと言っていましたね。
授賞式でジョンヒョンの追悼が行われた時、ハイちゃんがこの曲を涙しながら歌っていた姿がすごく印象的で、今でも心が痛いです。
ジョンヒョンの作る音楽は、本当に繊細で、どこか悲しみがあったり、暖かみがあったり、感性豊かな歌が多かった気がします。
私はデビュー当時からのシャヲルだったので、本当に思い出深いです。
5. SUGA(BTS)
今や世界的に人気のあるバンタンは、全メンバーが作詞作曲ができて、特にRMが著作品が多いことで知られていますよね。中でも、シュガは他アーティストのプロデュースをすることが、最近増えてきました。
★「오늘 취하면(今日酔ったら)(Feat.チャンモ)」スラン
独特な歌声で音源強者でもあるスランと共同で作曲した歌です。この曲で、初めて他歌手の楽曲をプロデュースしました。長らく音源チャートで1位をとっていたリスナーにも人気の曲です。
私もしばらくこの曲ばっか聴いてました( ´ ▽ ` )
★「새벽에(深夜に)」EPIK HIGH
HIPHOPを大衆音楽化したともいえるエピックハイですが、シュガは小学生の時からのファンだっだそうで、大先輩の楽曲をプロデュースできたことは大変感慨深いものだったと思います。
この楽曲はアルバムの収録曲ですが、音源チャートの順位も高く、たくさんのリスナーが聴いた楽曲でした。
★「We don't talk together(Feat.Giri boy)」Heize
韓国のHIPHOPやR&Bを聴く方はご存知だと思いますが、10~30代の若い世代で人気のあるヘイズとギリボーイが参加する楽曲にシュガがプロデューサーとして参加していることが、本当にすごいことなんですよ!
全員、曲を出せば毎回上位の音源強者なので、この曲もやはりヒットしていましたね。
私はヘイズもギリボーイも好きで、カラオケで良く歌ってますw
★「eight(Feat. SUGA)」IU
この曲はもう、今大大大ヒットしている話題曲ですよね!
2020年5月に発売されてから、1ヶ月以上1位を維持していました。
シュガがプロデュースするアーティストたちが、音源強者ばかりで本当に豪華ですよね。今後も大物アーティストとのコラボが増えそうなので、とっても楽しみです!
6. G-DRAGON
BIGBANGとしてもソロでも毎回ヒット曲を飛ばしているG-DRAGONですが、最後に発表した曲がもう2年前なのに、いまだに、K-POPアイドルの著作権料1位を維持しています。
GDは、他事務所への楽曲提供はあまりしていないですが、バラエティ番組でのコラボ曲やYG所属のアーティスト達のプロデュースした曲は何曲かあります。
★「RINGA RINGA」テヤン
テヤンの代表曲でもあるリンガリンガは、激しいダンスとラップとボーカルの実力を生かしたテヤンならではのHIPHOP曲です。
テヤンのソロ曲はR&B系が多くて、自作曲や他の作曲家による作曲も多いですが、こういうHIPHOPの重いサウンドはGDが作曲したってわかりやすくていいですよね( ´ ▽ ` )
★「날봐귀순(ナルバキッスン)(Look at me)」テソン
テソンのトロット曲(韓国の演歌)ですが、日本語バージョンもあります。
トロット曲なのでテソンらしくて、全然GDが作曲したとは思えないけど、作曲作詞GDなんですよw
いつもかっこいいゴリゴリのHIPHOP系の曲を作ってるから、ちょっと意外ですよね。
ちなみに、BIGBANGのメンバーそれぞれのソロ曲を、各自で作曲することも多いですが、T.O.P以外の3人全員何曲かプロデュースしています。
T.O.Pは自分の独特な世界感があるからなのか、ソロ曲は全部自己プロデュースでした。
★「아니라고(I MISS YOU SO BAD)」iKON
iKONはB.Iが作曲する楽曲がほとんどですが、この曲はGDNがiKONに初めて作った曲です。
他にも作詞だけ参加している曲もありますが、作曲で見ると意外と楽曲提供は少ないです。ただ、BIGBANGとして、GDとしての長いキャリアがあるので、今まで作ってきた楽曲数はいまだに記録を超えられていないのでしょう。
GDももう除隊をしてしばらく経っているので、早く曲を出して欲しいですね!
いかがでしたか?
前編に続いて、合計11人の作曲家兼アイドルと各楽曲を紹介しました。
意外な曲はありましたでしょうか。
また、気が向いたらこういったコラムを書きたいと思います。
ぜひ、引き続き愛読お願いします!(●´ω`●)
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